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 県議選・長岡三島郡 現職・新人各3人が当選
投票率は5割を切り過去最低

  新潟県議会選は9日投票が行われ、即日開票の結果、長岡市三島郡選挙区では、現職か
ら自民党の柄沢正三氏(68)、高見美加氏(55)、公明党の安沢峰子氏(54)の3人、新人で自
民党の深見太朗氏(46)、荒木法子氏(41)、無所属の諏佐武史氏(32)の3人の計6人が当選
した。共産党現職の遠藤玲子氏(68)と立憲民主党元職の佐藤伸広氏(56)は僅差で涙を飲ん
だ。
 
市内の投票率は46・59%

投票率は、前回から3・39ポイント減の46・38%。過去最低だった2015年選挙の49・7%を大
きく下回った。長岡市内の投票率は前回から4・07?減の46・59%で、50%を大きく割り込んだ。
市内の投票者(期日前、不在者投票含む)は、男性5万542人、女性5万1459人の計10万2
001人となった。
 市内では、柄沢氏が1万8151票、安沢氏が1万4364票、深見氏が1万3463票、荒木氏
が1万2795票、高見氏が1万1992票、諏佐氏が1万740票、佐藤氏が1万567票、遠藤
氏が1万442票を、それぞれ獲得した。
 統一地方選の前半戦となる今回の県議選では、定数53が争われた。人口減少問題への対
応や地域医療体制、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題などが争点となった。だが、いず
れも全県的な争点にはならず、県内27選挙区のうち半数近い13選挙区が無投票となって投票
率低下の要因となった。

県内有数の激戦区となった選挙区

 県内最多の6議席を争う長岡市三島郡には、現職4人、元職1人、新人3人の計8人が主要
政党から立候補し、県内でも有数の激戦区となった。無所属の星野伊佐夫氏,社民党の長部
登氏とベテランが引退したこともあり、その支持層の動向は注目されていた。
 自民党県連副会長を務める柄沢氏は安定した戦いを展開し、前回に続いてトップ当選を果
たした。地盤の三島郡を中心に市内でも多くの得票があった。8期目の当選となった柄沢氏は
「星野県議の引退であいた大きな穴をしっかりとうめていく。選挙戦の中で話した政策を実現す
るために、どんどん立ち向かっていく」と語っていた。
 現職の高見氏は地盤の栃尾地域を、安沢氏は公明党支持層を中心に票を集め再選した。
市議から鞍替えした新人の深見氏と荒木氏は星野氏の、諏佐氏は長部氏の後継と位置付け
られ、それぞれ激戦を制した。一方、遠藤氏は奪還した共産党の議席を守れず、佐藤氏は雪
辱を果たせなかった。

深見氏が約1万3000票を獲得し初当選

 初当選となった深見氏は、星野氏の後継とされながらも知名度不足に苦しんだ選挙戦となっ
た。地元の宮本・大積地区や支援する市議らを中心に、各地でのミニ集会を精力的にこなし
た。最終日は雨の中を自転車で支援を訴えて回った。
 午後10時45分ごろに当選確実の報が入ると、支持者からは歓声があがった。集まった支持
者らとともに深見氏はばんざいをし、「みなさまのおかげで何とかスタートラインに立てた。仲間
たちと長岡の未来をしっかりと作っていきたい」と当選を喜び、「県議として、全体では経済に力
を入れ、地元長岡発展のためにがんばりたい」と、大きな拍手を浴びていた。
 会場を訪れた磯田達伸市長は「県政だけではなく、長岡にも問題は多くある。明るい新潟、
長岡をつくるナンバー1のリーダーになってほしい」と激励した。星野氏は「当選にホッとした。
日を追うごとに訴えがよくなり、伸びしろがある。将来が楽しみ。これからの後援会作りで次に
つなげてほしい」と期待を示していた。
 
県内最年少の議員誕生に期待

県全体では定数53のうち、自民党が改選前から2議席増の29議席で過半数を維持した。立憲
民主党は1議席増の2議席。公明党は2議席、国民民主党は1議席を守った。無所属は19
人。女性候補の当選者は、前回から1人減の5人だった。
 過半数を維持し議席を増やした自民党だが、県連幹事長の現職をはじめ公認6人が落選し
た。ベテランの苦戦も目立ち、今後に課題を残した。
一方、30代候補が各地で当選し、有権者の世代交代への期待を感じさせた。なかでも県議選
の最年少当選となった諏佐氏には期待が集まった。
共産党は公認2人が落選し、現議席を守ることができなかった。候補を立てなかった社民党と
ともに長年にわたり議席を守った県議会から姿を消した。同党にとって新潟県は議席ゼロのい
わゆる空白県になった。全国的にも空白県が広がっており、中央での除名問題などが影響し
たかもしれない。




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