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1年の始まりに初競り
長岡中央水産

 全国各地から新鮮な魚介類が集まる長岡中央水産(新産1)で5日、市内外から小売業者ら
約50人が集まり新年恒例の初荷式が開かれた。全国各地から集まった旬の魚介類が並んだ
初競りでは、競り人と買受人の威勢の良い掛け声が市場に響き渡り活気にあふれた。

能登半島地震による入荷の影響は少ない

 地震と津波に襲われた能登半島の漁港の多くは地元出荷が中心のため中央水産への影響
は少なく、新年最初の市場は例年通りの量の魚介類が入荷した。県内からはブリやアンコウ、
ナンバンエビが、北海道からタコ、青森からホタテ、岩手からワカメ、宮城からサバ、昆布、千
葉かマグロ、アサリ、静岡から赤貝、広島からカキなどが届いた。養殖魚ではタイやハマチ、カ
ンパチなどが集まった。
 初競りに先立っての初荷式では、同社の社員や共栄会の会員らが参加した。1日に発生し
た能登半島地震では水産関係者も多く被災した。津波により漁港に甚大な被害が出ているこ
ともあり晴れやかさはなかった。同社の太田徳之助社長も「被災者の皆さまにお見舞いを申し
上げたい」と述べた。
 磯田達伸市長は、被災地に市消防職員が緊急消防援助隊として派遣され救助活動に当た
っているとし、「皆さまの商売への影響も懸念されるが、はねのけてほしい。供給される海産物
の味は抜群で、これからも市民や観光客に持続的に提供してもらいたい」とあいさつした。

初競りの掛け声で市場に活気

 卸売市場の取引は、従来の公開で入札する「競り」は減り、現在は卸業者同士が直接売買
する「相対取引」が中心となっている。同社でも、大手のスーパーなどの量販店は競りの前に
相対取引で商品を確保している。その中でも地元の料理店などを中心とした競りは毎朝、行わ
れている。この日も初荷式での手締めの後、初競りが始まり威勢の良い掛け声が市場に満ち
た。
 コロナ禍も落ち着き人流が増え、消費も上向いているが、物価高騰にともなう節約志向も高
まっている。合わせて物流の24年問題や人手不足、水産資源の減少、異常気象など業界を取
り巻く環境は厳しいものとなっている。太田社長は「どんな時代になろうとも、地域への水産物
の安定供給が中央水産の使命である点は変わらない。干支にちなみ力強い歩みができる年
になることを期待している」と意気込んでいた。



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