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横枕、鷺巣町でサイノカミ
快晴となった冬晴れの下、正月のお飾りや書初めなどを燃やし、平穏な1年を願う小正月の行
事「サイノカミ」が14日、横枕、鷺巣町の町内合同で開催された。会場は東山の麓にある小高 い場所。少子高齢化で年々町内も淋しくなっていくが、会場には楽しみにしていた多くの家族 連れなど約60人が集まり、五穀豊穣、無病息災、家内安全を、青空に舞い上がっていく炎に願 った。
以前は子供会主催で行っていたが子供の数が減り実施不可能となり、2年間中止の年があ
った。しかし、町民から復活の要望が高まり、2町内会の合同主催となって、コロナ禍の時も休 まず開催してきた。
点火に先立ち、曹洞宗寶林山定正院住職によりお経が唱えられた。穂刈利夫横枕町内会
長、酒井成好鷺巣町内会長、小学5年生小杉鱗太郎さんの3人が点火。会場に集まった人た ちには、町内の役員からお神酒がふるまわれた。
昔から「どんど焼き」とも呼ばれるさいの神は、わらや竹でやぐらを組み、その周りに杉の葉も
巻いてある。パチパチと音をたてながら燃え上がり、炎が勢いづくと真中に立てた竹竿の頂上 まで火が届く。まわりを囲んでいた人たちから思わず声が上がった。
火が弱まると集まった人たちが炎を囲み、竿の先にぶら下げたスルメやモチを焼いた。サイ
ノカミの炎であぶったスルメを食べると、1年間風邪をひかないという言い伝えがあるという。
酒井町内会長は「昔はみんながわらを持ち寄ったが、今はわらを集めるのも厳しい。戸数も
減り高齢化が進むが、できる限り伝統行事は続けたい」と話した。
西所地区でサイノカミ
久し振りの冬日和となった1月14日、西所地区(中西、高山新田、六所)では恒例の伝統行事
「賽の神行事」を執り行った。大勢の住民が無料提供されたお神酒や甘酒などで体を温めな がら1年間の無病息災と安泰を祈った。また、残り火でスルメを炙って食べると1年間風邪を 引かないという言い伝えから、同分室が用意した竹竿に下げたスルメや、めいめいが持ち寄っ たスルメを炙る姿が見られた。主催は、西所連合町内会(本名浩利会長)。中之島コミセン西 所分室、西所消防分団、子供会が協働した。
三島地域でサイのカミ
如何に地域の力を醸成していくか?
三島地域の三島新保で1月14日、サイの神が行われ三島支局が取材しました。
当日の朝から、新保のサイの神実行委員会の会員が竹を建て円錐の塔を作りました。
たつ年の年男・年女が点灯式を行い、昨年の古いお札を燃やしました。無病息災の祈りの間
に新保の方がお菓子・御神酒を振る舞い、参加者約30人がサイノカミ楽しみました。
お焚き上げの時には、みんなが竹ざおの先にスルメイカを付け、焼いて食べました。楽しいサ
イノカミでした。
ただこういった行事も関係者が高齢化しており、準備等の継続が難しくなっています。さらにメ
インの参加者である子どもたちも減っています。年々開催には厳しさを感じました。やることが 目的じゃないから無理なら止めれば!という考えもありますが、無くしたものを復活するには労 力が要ります。あきらめれば、何もかもが無くなっていってしまいます。
人口減少や少子化が一段と進む地域においては、如何に地域の力を醸成していくか?コミ
ュニティの結束が今後益々必要になってくるものと思います。行政としてのコミュニティ力のアッ プに向けた下支えも必要と思います。
今年の初めは、いろんなことが起きていますが、皆様のご健康とご多幸をお祈り致します。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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