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和島地域にコミュニティセンターが13日、オープン。中之島支局長が取材した。
新たに設置された「わしまコミュニティセンター」(市和島支所内)のオープニングセレモニー
が、来賓はじめ住民ら約100人が参加して開催された。司会進行は早川泰コミュニティセンタ ー長が務めた。これにより長岡市に10ヶ所ある支所地域の中で、9地域の公民館がコミュニテ ィセンターとなった。
この素晴らしい和島地域を大切にしていきたい
会場となった同支所ロビーで磯田達伸市長は、元日に発生した能登半島地震によって亡くなら
れた犠牲者への哀悼の意と、被災者へのお見舞いの言葉を述べた。
そして「5年前からコミセン化の是非について住民のみなさまからご議論いただいた。そうして
昨年の5月にはコミュニティ協議会が立ち上がり、本日のオープニングセレモニーを迎えること ができた」と述べた。
さらに「例年『ふるさとわしままつり』が開催されている。今後はコミュニティセンターを中心に、
地域の歴史文化などを大切にしながら盛り上げていただきたい」「人口減少という地域の課題 は、この和島も例外ではない」「集まる場所があって、みんなで寄り添い、議論して活動していく ことが大切だ」「市役所の職員は臨時職員も入れたら約4500人いるが、その職員のパワーを みなさまの所にお届けしながら、一緒に良寛様の終焉の地であるこの素晴らしい和島地域を 大切にしていきたい」と、あいさつした。
続いて、長岡市議会の加藤尚登議長が祝辞を、わしまコミュニティ協議会の中村義久会長が
あいさつした。
看板は小黒哲也さんが揮毫
看板除幕式では、磯田市長、加藤議長、中村会長、揮毫した小黒哲也さんが除幕した。墨痕
鮮やかに「わしまコミュニティセンター」と書かれた看板が現れると、来場者から割れんばかり の拍手が沸き起こった。小黒さんは「平仮名と片仮名だけの文字で苦労したが、文字というよ りは芸術品として味わっていただきたい」などと、苦労話の一端を語った。
続いてのアトラクションでは、地元の北辰中学校吹奏楽部が2曲の楽曲を披露し会場を盛り上
げた。住民らの期待と熱気が感じ取れるセレモニーとなった。
セレモニーが終わるころには「施設見学会」目当てに住民の数がさらに増え、協議会長やコミ
ュニティセンター職員らが説明や相談などの対応に追われていた。
災害時の避難所にも活用
セレモニーに参加した中村会長は「災害時に避難していただける施設ができた。和室と一枚鏡
を設置した多目的ホールが自慢だ。エレベーターもあるのでお年寄りにも優しい施設だ。是 非、住民のみなさまから活用していただきたい」と語った。
同コミセンの早川泰センター長は「住民のみなさんが集える場所ができた。2月から実際に利
用していただけると思う。2階には、コミセン事務室の他に広い交流スペースがある。3階に は、会議室が3室、和室が2室、鏡のある多目的ホールがある。活動に合わせた使い方がで きるので是非コミセン事務室に相談して大いに活用してほしい」と語った。
問い合わせは、同コミセン(74-3300)へ。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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