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シリーズ「組合探訪」

第3回

中越鋳物工業協同組合

その3

人手不足、担い手不足は喫緊

長岡は明治中期に東山一帯で石油が湧出した。石油は明治期の産業界に貢献し、長岡
に工業の基盤を形成した。さらに北越鉄道などが開通し、三国街道、信濃川水運の交通
の便とあいまって、石油産業の中心地として長岡は活況を呈した。これに伴い、石油掘
削機械の製造や修理の需要が生まれ、機械加工や鋳物業などの基盤技術が発達した。

かでも、鋳は複雑な形状を一体型で作り出すことで産業機械の主要部材を生産。当時
の石油産業を支えた。

石油が枯渇した現在でも、機械鋳物を生産する鋳造工業は、「中越鋳物」として、地域の技
術基盤を作った。労務、経営改善などを図って、地元にとどまらず関東圏をはじめ広くその名を
高め
長岡の基幹産業であり続けている。

シリーズ「組合探訪」第3回は中越鋳物工業協同組合(鉄工町2・遠藤正浩理事長)をお届
けする。


 

資材の高騰、人手不足は同組合でも重要な問題だ。業界全体で通産省に陳情している。
人手不足、担い手不足はどこの業界も同じだが、同組合も頭の痛い問題だ。同組合は3つ
の事業に特化(@〜Aは前回掲載)、さらに人材育成を重視。青年部(中越鋳物青年研究
会)の協力を得ながら人材育成に努めている。


B組合員への情報提供事業

毎月1〜2回、横のつながり強化のため、組合から各企業に箇条書きにしたいろいろな
情報を「短信」で提供している。

 興味のある項目については、各組合員が組合に問い合わせできる制度である。問合せに
は、組合は詳しい内容を回答する。と同時に、全組合員にも平等に報告する。これによ
り全組合員が情報を共有する。

 また、3カ月に1回、各社にアンケートを送付し、自社の現況報告(景況調査)や、問
題が生じた場合の情報共有化を図っている。これにより、みんなで相談して問題解決に
取り組む。

組合員各社への巡回訪問も毎月1〜2回以上実施して、最新の情報を組合員全員が共有
する。


組合全体の問題として考えていく

鋳物製品は、組合全体で約6割が自動車関連企業に納めている。残りは殆ど市内外の機
械工作メーカーに納入されるという。

最近は材料の値上がりに対して、上部団体である日本鋳造協会(本部=港区芝公園
3)を通して、業界全体で通産省に陳情している。以前は、納入する会社との間に仲介
業者がいたが、今は直接取引が普通。

また、発注元から依頼の「型枠預かり」が大量にあった。今までは当たり前と思われて
いたが、その保管のために倉庫を借りていた組合員もいた。経費をかけるから、年間で
は大きな負担だった。近年は同問題が表面化し、社会問題となった。行政が指導に乗り
出し解決したが、大きな課題だった。

人手不足、担い手不足はどこの業界も同じだとはいえ、同組合も頭の痛い問題ださらに新
入社員の加入は非常に厳しいところがある。少子化社会とネット社会の負の産物と捉え
ている。

機械設備も環境設備も、昔と違い近代風に整えているが、単に待っていても新しい人材
を確保することができない。

 今後の取り組みについて「組合全体の問題として、本気で考えていかなければならない。子ども
たちには、どんな物ができるのか、物を作ることに興味を持ってもらいたい」と遠藤理事長は
願っている。


(つづく)




                       
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