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長岡ジャンクション(JCT)と西山インターチェンジ(IC)間に設置する大積スマートIC(仮称)に
ついて10月23日、「新規事業化」が決定した。同ICについては本年9月、「地区協議会」がアオ ーレ長岡で開かれ、「実施計画書」を策定、国や東日本高速道路(NEXCO東日本)に提出し ていた。
地元住民らによる整備促進期成同盟会の結成(2018年7月)や総決起大会(同年10月)によ
る早期実現への働きかけから、概ね2年で「新規事業化」が決定したことになる。事業は実現 に向けて大きく前進した。
「長岡ニュータウン連絡道路」の建設も
IC建設について国は、高速道に平均5`間隔で設置することを目指しているが、長岡ICと西山
IC間は約15`とICの空白域である。このため大積パーキングエリア(PA)へのスマートIC設置 は地元住民らの悲願になっている。設置にあたっては、地元自治体からの申請に基づいて国 が許可することになっている。
同ICでは本年9月、「地区協議会」による「実施計画書」の提出も済んでいた。このたびの「新
規事業化」の決定は地元悲願の実現を確実にしている。さらに国道8号線沿いの宮本PAと長 岡ニュータウンを結ぶ「長岡ニュータウン連絡道路」の建設もある。同連絡道路が完成し、同ス マートICが開通すれば、アクセス性は抜群になる。
長岡北スマートICは5年で供用になったので、おおむね5年程度で供用開始になると、期待が
高まっている。建設費は国と長岡市、東日本高速道路が負担する。連絡道路は市の事業にな る。
産業や観光の振興、防災機能の強化が図られる
地区協議会の会合後、磯田達伸市長は新規事業化の決定を受けてコメントした。
「これまでご尽力いただいた関係機関や地元期成同盟会の皆様に心から感謝したい。スマート
インターチェンジの整備により、高速道路の利便性が高まり、産業や観光の振興、防災機能 の強化が図られると期待している。地域の皆様や関係機関と連携して事業を進め、早期の供 用開始を目指したい」。
今後は高速道路と一般道の連結許可にかかる「連結許可書」伝達式を後日開催することに
なる。
同スマートICの実現は、長岡、長岡北スマート、中之島見附、越後川口、越路スマートICに続
く市内6カ所目のICとなって、国営越後丘陵公園(宮本東方町)や雪国植物園(宮本町3)など の観光地、オフィスアルカディア、西部丘陵東地区といった産業地にも近い立地となる。
長岡の「西の玄関口」として観光・産業の両面での効果が期待される。
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