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高校サッカー日本一を争う全国高校サッカー選手権大会で、帝京長岡高校(住吉3・浅川節
雄校長)が今日11日、埼玉スタジアムで青森山田高校と決勝進出をかけての試合に臨む。新 潟県勢として初めてのベスト4進出にエールが沸いている。JA越後ながおか(今朝白2)では 選手たちを激励しようと7日、長岡産の米とモチを贈った。
新潟県勢として初のベスト4
同選手権は、各都道府県代表(東京都は2校)48校が出場する。インターハイ、高円宮杯と
並ぶ高校サッカーの3大全国大会の1つ。戦争による中断はあったが、1917年から続いてお り今回で98回目の歴史ある大会である。
同校男子サッカー部は、2000年の79回大会に初出場し、今大会は2年連続7回目の出場
となる。選手育成のためU6(園児)、U12(小学生)、U15(中学生)のカテゴリーをもつ長岡ジ ュニアユースFC(JYFC)を設立などして、強化に努めてきた。昨年はベスト8まで進み、J2の クラブへ入ることが内定している選手もいる。
今大会では、シード校として2回戦から登場。熊本国府高戦では安定した戦いで3対0と快
勝。3回戦の神戸弘陵高戦は5対0と大勝した。6日の等々力陸上競技場(川崎市)での仙台 育英高戦は、試合開始直後にあげた1点を守り切り初のベスト4となった。
決勝進出を期待して米とモチを贈る
準々決勝の試合を見た同JAでは、選手たちの激励とさらなる活躍を願ってコシヒカリ3俵の
ほか、粘り強く戦ってほしいとモチ7・2キロ分を贈ることにした。
三浦藤昭理事長が7日、同校を訪れて浅川節雄校長へ目録を手渡した。三浦理事長は「市内
に住む高校生たちが活躍する姿に感動しました。モチのように粘り強く戦い、決勝へ進んでほ しいです」と、期待を込めた。
サッカー部の選手たちは、仙台育英高戦後に福島県のJヴィレッジへ移動し、準決勝へ向け
ての練習をしている。このため、学校に残る部員たちをまとめる2年生の鉾修平さんが代表し て受け取り、「地元の皆さんに応援してもらい、本当にありがたく思っています。このメンバーな らやってくれるとの思いで応援します」と話していた。
浅川校長は「体を作るには食が大事で、選手たちはしっかりと食べて試合に臨んでほしい。
ベスト4になった反響は想像以上に大きく、地元からの応援は本当にありがたいです」と感謝し た。贈られた米とモチは、今冬の全国大会に出場した女子サッカー部と男子バスケットボール 部とも分けるという。
勝利をもぎとってほしい
準決勝の対戦相手である青森山田高は前大会の優勝校である。だが、サッカー部員として
同選手権で優勝経験をもつ浅川校長は「強敵ですが、精いっぱい戦って勝利をもぎとってほし い」と激励する。決勝戦に進んだ場合は、全校応援をする予定である。
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