増え続けるコロナ感染者 長岡市は累計484人

長岡新聞:トップ
社主のプロフイール 
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
在宅のライター募集:詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:『浦上義昭対談集』詳しくはこちら
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら
社外記者を募集中:詳しくはこちら

中之島地域成人式
県内在住者ら47人が参加

長岡市は中之島地域成人式実行委員会と協働して15日、中之島文化センターで今年度の成
人式を開催した。該当者は108人だった。コロナ禍での移動の制約等もあって他に、41人の
県内在住者と県外勢6人がリモートで参加した。
一昨年前までは、当たり前のように県内外から参集して盛大に開催された地域の成人式だ
が、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言・まん延防止等重点処置の関係から、参加者は
県内の該当者だけになった
 
自分で考え判断することが成人としての責任の持ち方
ーー磯田市長

 午前9時30分からステージ上で行われた記念撮影では、久しぶりの再会に笑顔が飛び交っ
ていた。だがひとたび撮影が始まると、1人ひとりの表情には成人としての自信と自覚がみな
ぎっている様子が感じ取れた。10時10分から行われた式典では、同委員会の山田彩水さんと
ともに司会を務める星野高輝さんが開式の言葉を述べた。
国歌斉唱のあと壇上に立った磯田市長は、テレビ番組で放映された2つの内容を紹介した。
ひとつは、ドイツの戦争行為や残虐行為をリードしたとされるヒトラー青少年団の話。もうひとつ
は、子どもを守るべき立場にあった戦時下の在郷婦人会が、利用されたとはいえ、軍国主義
や戦争の推進役にもなってしまったという見方もあるという話だ。市長は「新型コロナウイルス
が終わった後どんな世界が来るのか、どんな価値観が生まれてくるのか実は誰も分からない」
とし、「そんな時代だからこそ、そしてヒトラー青少年団や在郷婦人会と同じような過ちを2度と
繰り返させないためにも、親や年長者らの言うことを尊重することも大切だが、人に依存するこ
となく、仲間と議論し自分で考えて判断していくことこそ、成人としての責任の持ち方だと思う」
と、励ましの言葉を贈った。

自分の行動に責任を持ち力強く歩んでいく
ーー新成人代表

続いて、壇上に立った地元選出の議員・松井一男市議会議長は「間違いは誰にもある。大切
なことは、間違ったことを正し、2度と間違わないように自らを戒めることだ。これからの人生で
間違うことを恐れてはならない。新成人の皆さんには、それぞれの希望と理想に向かい幸多い
人生を送ってほしい」とお祝いの言葉を贈った。   
式典の締めくくりに、新成人代表の山田真衣果さんが「生まれ育ったこの中之島を大切に思い
ながら目標に向かって努力していくこと、そして自分の行動に責任を持ち社会の一員として力
強く歩んでいくことをここに誓います」とリモートで誓いの言葉を伝えた。
 この後、懐かしい当時の学級担任らのビデオメッセージが放映され、成人式を終了した。
唯一和服で参加した新潟市在住の学生、山口夢唯さん(中之島地区出身)は「県内で新型コロ
ナの感染が増えていてとても心配したが、参加できて良かった。懐かしい同級生と会え、来場
できなかった県外の人たちともリモートで会えて楽しい時間を過ごすことができた。これからの
人生は、かかわった人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、当たり前のことを当たり前にできる
大人になりたい」と、成人式を終えた感想を語ってくれた。
コロナ禍の厳しい環境下で開催準備に当たった関係者のご苦労に頭が下がる。







トップへ
 
社外記者を募集中
在宅のまま、長岡市内のイベント等を取材するものです。
ご希望の方は星野まで
メール:naganews@crest.ocn.ne.jp
電話:0258−32−1933 


トップへ
トップへ
戻る
戻る



増え続けるコロナ感染者 長岡市は累計484人
増え続けるコロナ感染者 長岡市は累計484人