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長岡商工会議所:市長に要望書を手渡す
コロナ禍後を見すえた対策

 長岡商工会議所の丸山智会頭は長岡市政への要望を取りまとめ6日、アオーレ長岡で磯田
達伸市長に手渡した。長引くコロナ禍で大きな影響を受ける中小企業の事業継続支援だけで
なく、収束後を見すえた展開などの要望が行われた。

商議所業種別10部会での議論をまとめる

 同商議所では、市に対して来年度予算編成前のこの時期に毎年、少子高齢化や人口減少、
観光など長岡市が抱えている課題に対して意見要望をしている。今回は、アフターコロナ社会
を見すえた経済再生や中小企業支援策などを業種別10部会で議論し、地域・まちづくり委員
会で意見の集約をして要望としてまとめた。
 コロナ禍により、長岡地域でも人の流れの停滞や消費活動の鈍化、資材不足・価格高騰な
どの影響があり、特に中小企業は厳しい事業環境に置かれている。合わせて人口減少による
人材不足、デジタル化対応の必要性など中小企業を取り巻く環境は急速に変化している。
 その中で、アフターコロナ―社会における長岡地域の活力強化を図るため、「事業継続に向
けた中小企業への支援拡充と、地域経済回復に向けた大胆な経済再生施策の実施」と「アフ
ターコロナ社会を見すえた長岡地域の魅力創出と内外への発信力の強化」の2点を柱とした
要望をした。

アフターコロナ社会で長岡が選ばれるために

 この日は、丸山会頭と副会頭らが磯田市長ら市幹部に要望の内容を説明した。地域・まちづ
くり委員会を担当する細川恭一副会頭は「コロナ禍が収束した後、企業が事業継続していくに
はどうしたらいいかを話し合い要望とした。アフターコロナ社会では間違いなく、働き方の変化
が定着し首都圏一極集中も是正される。その時に長岡が選ばれ、若者が定住するためにはど
うすればいいのか考えた」と話した。
 要望書を受け取った磯田市長は、8月20日から長岡市に県の特別警報が発令され米百俵フ
ェスの延期などの影響が出ているとし、「一読し問題意識は同じだなと感じた。長期的な見通し
を立て、商工会議所とタッグを組み難局を乗り越えていきたい。要望いただいたことも含め、来
年度予算ではアフターコロナ社会で芽吹くように種をまいていきたい」と答えた。
 丸山会頭は「コロナ禍収束後を見すえた施策を商工会議所としてお願いした。ワクチン接種
も順調に進んでいると聞いており、今後も状況に合わせたフォローをしてもらいたい」と話す。
10月末で会頭職を退くため、丸山会頭最後の要望書となったが、「市と商議所は、言うべきこ
とを言いながら互いに協力しあいやってきた。その考えでコロナ禍も乗り越えていく」と述べた。
 今回の要望を受けて、市では月末をめどに回答を同商議所にする予定。




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