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受験シーズン到来
最後のセンター試験に臨む
市内では3大学が会場
入試シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が18、19の両日、全国の689会場で一
斉に実施された。市内では長岡、長岡技術科学、長岡造形の3大学を会場に、約1800人の 出願者が志望校を目指し試験に挑んだ。県内では15会場で、昨年より5人少ない1万141人 が出願した。
センター試験は来年から共通テストに変更
大学、短大の共通入学試験であるセンター試験は、1990年に始まり今回が31回目。前身
の共通一時から数えると41回目となる。半世紀近く続いた制度であるが、大学入試改革によ り、来年から大学入学共通テストに変わることは決まっている。センター試験としては今回が最 後になる。
来年からの共通テストでは、知識と技能だけでなく、思考力と判断力、表現力も評価の対象
とする。このため、国語と数学での記述式問題導入と英語民間試験の活用を改革の2本柱と して掲げた。だが、どちらも昨年後半から問題点が露わになり、21年からの導入は見送られて いる。
詳細は未定で、共通テストを最初に受けることになる現在の高校2年生への影響は大きい。
さらに高校や大学の入試担当者らは、「文科省からの情報がこない」と困惑する。入試制度が 大きく変わることから、浪人をしたくないとの思いで志望校を決める学生も少なくない。
そうした中、最後のセンター試験に全国で現役生45万2235人、高校既卒者10万376人、
高卒認定など5088人の計55万7699人が出願した。
市内では3大学を会場に約1800人が受験
市内では、長岡技術科学大学で1277人、長岡造形大学で298人、長岡大学で220人の志
願者が集まった。
最後のセンター試験初日の18日には、地理・歴史・公民、国語、外国語、英語のリスニング
が、19日には理科@、数学@、数学A、理科Aの試験が順に行われた。
試験時間は国語と外国語が80分、このほかの科目は各60分だった。県内の積雪はほとんど
なく天候にも恵まれ、交通機関の大幅な遅延はなかった。おかげで、英語のリスニングでのIC プレーヤーの不具合を除けば大きなトラブルもなかった。
長岡大学では、午前7時ごろから受験生たちが集まり始め、家族や恩師らから「がんばれ」
や「しっかり」といった激励を背に受けて試験会場へ向かった
試験を前に受験生たちは、受験票を念入りに確認したり、参考書に目を落としたりしながら
緊張した面持ちで開始の時間を待っていた。試験官が試験についての注意事項を説明し、問 題用紙や解答用紙の配布を始めると、会場の空気は一気に張り詰めた。受験生たちは、希望 する大学を目指して最初の関門に、日ごろの勉強の成果を発揮するべく挑んでいた。
体調不良などで受験できなかった志願者らを対象とした追試験は25、26の両日に東京と京
都で行われる。受験者数や平均点、標準偏差などの実施データの最終発表は2月6日(予定) である。国公立大学の出願は27日から始まり、2月25日から2次試験の前期日程が行われ る。
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