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磯田達伸市長は今年初めてとなる記者会見を15日、アオーレ長岡で開き、行財政改革につ
いては「縮み志向とならず、信濃川の堤防の強靭化など未来を見すえた投資や人材育成にし っかりと取り組んでいきたい」と述べた。さらに東京五輪・パラリンピックが開かれる年に当た り、多くの外国人観光客の訪日が予想されている。このため「長岡も道の駅『ながおか花火館』 の開館などの受け皿作りをし、交流人口の拡大をすすめたい」と外国人観光客誘致などにつ いて語った。
ホノルル市内で長岡フェアを開催(3月)
・・・・中止になりました
海外との交流では、姉妹都市の米国ホノルル市とのビジネス交流で、「長岡フェアinホノル
ル」を3月3から8日までの6日間、開催する。市内企業15社が参加し、食品や雑貨などを販売 する計画である。
同フェアは初めての試みで、海外販路の拡大に意欲がある市内企業でつくる「長岡国際ビジ
ネス研究会」(小見裕之会長)と協調する。会場はホノルル市内のスーパー「マルカイホールセ ールマート」のディリンハム店。同店に特設コーナーを設け、米や日本酒、米菓など約60種類 の商品を販売する。昨年9月には同社バイヤーとの輸出商談会を行い15社の商品を選定し た。
同フェアは2018年、磯田達伸市長が真珠湾追悼式典に参加した際、日本からの輸入販売
を主業務としながらスーパーを展開する「マルカイハワイ社」との意見交換で提案したことがき っかけ。同スーパーでは、これまでに東北フェアや九州フェアなどのイベント開催はしてきた が、単独の都市名を冠してのフェアは初めてという。
来店客の7割が日系人であり、好評であれば継続取引だけでなく、ハワイやカリフォルニア
のグループ企業での販売もしたいと考えている。
長岡の味噌、漬物も
同研究会の副会長で、みそ醸造・販売の汲スちばな(宮栄3)の南直樹社長は、自社のみそ
を販売することもあって「ホノルルに行きPRをしてくる。会員は製造業が多く、広く声をかけて 企業を集めた。我々が礎となり、今後の販売が継続できればと思っている」と意気込んでい る。
ホノルルとのビジネス交流第1弾は昨年、栃尾地域の山信織物(北荷頃)の生地を用いて、
アパレルブランドの「イオニア」がアロハシャツを制作、販売している。これに続く第2弾である。
磯田市長は「期間中にはホノルルフェスもあり、多くの観光客が訪れる中で長岡をPRできる最
高のタイミングである。今後のビジネス交流への一歩になると思う」と期待を示した。
外国人材の受け入れ態勢を構築
また、高度な技術を持つ外国人材の本格的な受け入れのための態勢づくりを図る。その一
環としてハノイ工科大学の学生2人を2カ月、インターンシップとして受け入れる。受け入れは 潟Tカタ製作所(与板町本与板)を中心にインターンシップ期間を通して、受け入れのための 課題などを探る。市内企業や大学などでつくる「長岡グローバル人材活躍推進協議会」で、イ ンターンシップの報告会も開き、高度外国人材の受け入れ態勢の構築を図っていくとしてい る。
磯田市長は「長岡で、外国人の高度人材受け入れが活発になるような支援をしていきたい。労
働力不足解消のための外国人材の活用もあるが、今回は技術レベルの高い人を迎え開発力 をあげるためのもの」と話した。
東洋大学の留学生20人の市内企業でのインターンシップや、関東経済産業局と連携しての
外国人留学生向けの就職・インターンシップセミナーの開催なども予定している。
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