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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞・悠久録No.1144:猛暑
(7月26日分)
連日猛暑である。埼玉県熊谷市では23日、41・1度を観測した。国内観測史上最高で、2013
年8月12日に高知県四万十市で観測した41・0度を約5年ぶりに更新。あまりの猛暑に人通り
も閑散であったと聞く▼こんなに暑い日が続くのは、どうしたことか。これも異常気象というべき
なのか。気温上昇は今も着実にすすんでいるようだ。北極や南極の氷を溶かし、海水面が上
昇。水没する国家も出るかもしれないという。北極海のシロクマは氷が溶けてしまい、憩うべき
氷原を失っている(映画『不都合な真実』)▼動物学者の今泉忠明先生によると、ワニの性別
は温度で決まるという。卵が置かれた地面の温度が33・5℃以上になると、全てオスが生まれ
る。温暖化がすすむとワニは死滅する(『ざんねんないきもの事典』)▼温暖化ガスの排出が続
くことで、地球が温かくなっているとの指摘は以前からあった。その要因の一つには石油の消
費がある。経済活動が発展し、生活が高度になるみかえりに、毎日が猛暑では切ない話であ
る▼国連の気象変動に関する専門機関(IPCC)はこのままでは、40年の平均気温はさらに上
昇し、1・5℃は高くなると公表(産業革命前に比較)。その対策として世界的な環境会議が開
催になっているが、足並みはそろわない。電気自動車などが工夫されてきたが、効果は出てい
ないようだ▼現状では、熱中症で搬送される人が多くなるばかりである。とりあえずは、熱中症
にならないように一人一人が気を付けるしかないのだろうか。(とけいそう)



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