長岡新聞:「イノベーション都市」実現を加速:2022.6.19長岡新聞:北越メタル・トピー工業の株
主提案に反対決議:2022.6.7長岡新聞:クマ、イノシシに注意:2022.6.2長岡新聞: 峠 最後の
サムライ長岡新聞: 峠 最後のサムライ

長長岡新聞:トップ
最近のニュース

編集部員を募集在宅ライターを募集:詳しくは星野まで。
購読募集(月極めは販売店から毎朝お届けします)、購読料はこちらから
申込みは(0258−32−1933)または (naganews@crest.ocn.ne.jp) 。
個別販売はセブンイレブンで(ここをクリック)

稲穂流が華麗な舞踊を披露
新舞踊の魅力に会場はため息
  
 第44回目となる「稲穂流舞踊 舞踊愛好舞台」が6月11日、長岡市立劇場で開催になった。主
催は稲穂流社中(家元=稲穂寿紫さん)。創作舞踊として活躍してきている同社中の舞台には
ファンが多い。今回も満員の盛況で第一部、第二部とバリエーション豊かな創作舞踊が展開し
た。
 家元の稲穂寿紫さん、二代目稲穂紫謡さん、三代目稲穂扇翔さんの三人が揃って舞台に立
ち、家元は「今日は待ちに待った皆さんの晴れ舞台。この日の為に皆さん一生懸命頑張ってき
ました。それもご家族の協力があってこそ叶えられます。どうぞ温かい拍手で最後までご観覧
下さい」と挨拶した。
長岡市栃尾文化協会会長の大竹啓一さん(司会も兼ねる)は「長きに亘り活躍されていますこ
と心から敬意を表します。多くの方が素晴らしい舞台でありますことを確信しております。今回
の舞台が節目になり、皆さんの益々の活躍を願っております」と44回目の開催を祝福した。

大きな見せ場を演出し、観客の心をつかむ

新舞踊は近年歌謡曲や演歌等を中心に家元が振付を考え、門下に教える創作舞踊として発
展している。美しい所作は基本である日本舞踊からの素養を余すことなく表現し、をつかんで
離さない。
傘や扇子、手拭い、刀などの小道具使いは勿論のこと、脱いだ打掛を絞って一瞬、赤子をうち
抱く表現をする「淀殿『戦国大絵巻』より」(二代目稲穂紫謡さん舞)では、情感豊かな感性が溢
れ、ドラマチックな構成である。
三代目稲穂扇翔さんの『男の花吹雪』や『風雪ながれ旅』などは扇子のテクニックを屈指した
早回しの所作と足さばきの妙に、舞い散る花吹雪の臨場感が一体となって大きな見せ場を演
出していた。

観客からはため息も漏れた

また、多くの踊り手が登場する「古城 詩吟『古城』入り」では背景の古城に刀を携えた白虎隊
をイメージ。詩吟に合わせた演舞を披露した。
情感たっぷりで色香漂う『長良川舟歌』(高橋真佐市さん舞)には観客からもため息が漏れ、ひ
ときわ高い指笛や拍手が送られていた。
演舞は女性の指の先まで美しい所作や、男性の荒々しく任侠っぽい仕草など、演目に合わせ
て観客を魅了させる。創作舞踊の魅力が溢れていた。
家元の稲穂寿紫さんと共演した未来の4代目稲穂亜輝斗さん(8)の『母恋吹雪』では、母を慕
い思う健気な男児を熱演し、好評だった。
さらに、「サプライズ」での亜輝斗さんのギターをかき鳴らしシャウトして歌う舞台慣れしたパフォ
ーマンスは、艶やかな舞踊の中の一服の清涼剤。観客は成長を見守り、惜しみない拍手を送
っていた。

「素晴らしかった」と絶賛
石丸雨虹さん

 初めて観たという書家の石丸雨虹さんは「素晴らしかった。音楽に合わせての演技。全部違
っていて、動きが表現してあり、よかった。
『花と龍(丸山恵美子舞)』
で使われた傘に初めて龍の文字を入れました」と話し、親戚、兄弟ら5人で観に来たという。
「踊り大好き。日本中の民謡が好き。素晴らしかった」と熱い声援を送っていた。


編集部員を募集在宅ライターを募集:詳しくは星野まで。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp

トップへ
トップへ
戻る
戻る



長岡新聞:「五十六&継之助まつり」を初開催:2022.6.19
長岡新聞:「五十六&継之助まつり」を初開催:2022.6.19