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参院選10日投開票
森氏と小林氏が接戦

7月10日投開票の第26回参院選を前に、候補者らは各地で最後の訴えに力を入れている。改
選数1の新潟選挙区では、政治団体「参政党」新人の遠藤弘樹氏(41)、NHK党新人の越智
寛之氏(48)、立憲民主党現職の森裕子氏(66)、自民党新人の小林一大氏(49)、の4氏が名
乗りを上げている。

全国的には与党が堅調な戦い

 今夏の参院選は、議席が3増となり、改選124議席(選挙区74、比例代表50)と欠員補充
(神奈川選挙区、任期3年)の計125議席を与野党で争う。選挙期間中も続く急激な物価高が
最大の争点となっている。ロシアのウクライナ侵攻に関わる外交安全保障、コロナ禍への対応
なども争点に上げられる。
 全般的に与党が堅調な戦いを展開しており、自民党は改選55議席から上積みする見通し。
公明党も含め与党で非改選も含め、参院の過半数獲得がほぼ確実となっている。野党は立憲
民主党、国民民主党は苦戦し、日本維新の会は議席を増やす勢い。社民党は改選1議席の
確保が微妙な状況で、前身の社会党から80年近く維持してきた公職選挙法上の政党要件を
失う危機にある。ただ最終盤で情勢が変化する可能性もある。
 改選数1の新潟選挙区は、野党現職と与党新人が争う全国きっての激戦が展開されてい
る。2016年には約2300差で森氏が、19年は約4万票差で打越さく良氏が、それぞれ与党現
職を打ち破り勝利した。今回も事実上の与野党一騎打ちの構図となり、注目の選挙区となって
いる。

4選を目指す森氏

 4期目を目指す現職の森氏は「物価高から生活を守る」を掲げ、安倍政権が進めた経済政
策「アベノミクス」での金融緩和が現在の急激な円安と物価高の原因と指摘する。物価高の中
で6月支給分の年金が下がったことにふれ、「確かに400億円が浮くが、消費が滞り、地域経
済が悪くなり、企業の業績が悪化する。結果として若い人たちの賃金が減る悪循環になる」と
批判した。経済対策として消費税の時限的な引き下げや最低賃金の引き上げ、事業者の社
会保険料の軽減などを主張する。
 選挙戦では初日から長岡に入り、「6年前の選挙では最後、長岡の票で接戦に勝った」と強
調。参院議員として「もっと厳しく政府を追及すればよかったと反省している」とし、「石にかじり
ついてでも、この尊い議席を守りたい」と呼び掛ける。

議席奪還へ小林氏

 一方、小林氏は「新しい風で、新たな新潟を」をキャッチコピーに、失われた議席の奪還を目
指し党本部からの支援も受け総力戦で臨む。新潟市秋葉区選出の県議として4期を務め国政
に初挑戦となり、森氏と対照的に知名度の低さが当初からの課題となっていた。連日、党の大
物が応援に駆け付け、「失われた議席を奪還する。厳しい戦い、力を貸してほしい」と繰り返
す。
 野党からの「岸田インフレ」との批判に、一連の物価高騰はロシアのウクライナ侵攻による影
響が大きく、「政府は補正で機動的に対応している。国民の生活を守れるのは自民党」と政権
を擁護する。4人の子育ての経験を生かした少子化対策や農業政策、新潟の魅力発信なども
訴えている。

遠藤氏・越智氏は独自の戦い

 参政党の遠藤氏は、県内各地で街頭演説を展開し、子どもの教育や農業の活性化などの持
論を主張する。NHK党の越智氏は、「NHK視聴のスクランブル放送化」を中心に訴え、ポスタ
ー掲示を主とした独自の戦いをする。遠藤氏、越智氏ともに党からの当選者を出すために、比
例での票の掘り起こしに努める。
 また、県関係の比例代表候補は、自民党現職の水落敏栄氏(79)、同党新人で長岡出身の
遠藤奈央子氏(47)、共産党新人の西沢博氏(42)、れいわ新選組新人の蓮池透氏(67)となっ
ている。
 県選挙管理委員会によると、1日現在の県内の有権者数(外国在住者を含む)は186万84
32人。このうち長岡市は、22万3736人となっている。
 期日前投票は9日までで、アオーレ長岡と各地域の支所、さいわいプラザ、リバーサイド千秋
の13カ所で午前8時30分(リバーサイド千秋のみ午前9時)〜午後8時まで行っている。


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