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犯罪や非行を防止し明るい社会の実現を目指す「社会を明るくする運動」(法務省主唱)の
街頭キャンペーンが3日、大手通りやJR長岡駅前で行われた。7月は同運動の強調月間で、 再犯防止啓発月間にも当たることからの開催。今年で72回目を迎えた。
コロナ禍の影響で、3年ぶりとなった街頭活動に参加者らは力を込めていた。
72年目の社会を明るくする運動
同運動は、戦後の混乱がまだ残る1949年、更生保護制度として「犯罪者予防更生法」が施
行されたことを受け、銀座商店街(東京)の有志らが「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀 座フェアー)」を実施したことが始まりである。51年から現在の名称となり、運動も全国に広がっ た。同運動を展開することで、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を 深めようとしている。
それぞれの立場で力を合わせることで犯罪のない地域社会を築くため、年間を通じてさまざま
な活動をする。
今年は、犯罪や非行をした人を再び地域社会に受け入れ、望まない孤独や社会的孤立な
ど、生きづらさという課題に「我が事」として関わるコミュニティの実現を目指すという。そのため に、更生保護活動の周知や立ち直りのための方法の提示、関係団体とのネットワークづくりな どに取り組むという。
統一標語に「犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ」を掲げ、関係機関がそれ
ぞれの分野で運動に取り組んでいく。
3年ぶりに大手通りでキャンペーン
この日は、長岡地区推進委員会(推進委員長=磯田達伸市長)により街頭キャンペーンが
行われた。保護司らを中心に約60人が参加し、アオーレ長岡前など大手通り周辺でウチワや リーフレットなどを配布。市民らに、「お互いさま、助け合って明るい社会を築く」ことの大切さを 呼び掛けていた。
長岡地区保護司会の小林孝子会長は、3年ぶりとなった本格的な活動に「久しぶりとなった
が、広く伝えることができてよかった。行政などとともに、さらに活動していきたい。強調月間だ けでなく、年間を通じて活動をしており、運動の趣旨を多くの人に理解してもらえるようにした い」と話していた。
このほか、強調月間中は7月7日の「更正保護の日」に合わせて市内数カ所で懸垂幕の設
置などを行う。市内の夏祭り会場でのキャンペーンも行う。地区内の小中学校で同運動の作 文募集などもあわせて行い、運動の趣旨徹底を図るとしている。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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