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今年の東京大学入学式で同大名誉教授の上野千鶴子さんは、男性を優先した医学部入試に
触れ「がんばれば報われると思っているはずですが、公正には報われない社会があなたたち を待っています」と祝辞を述べた▼上野さんは社会には構造的な差別がある。努力が報われ るためには、その差別を解消していかなければならない。だから、「がんばったら報われること は努力の成果ではなく、環境のおかげ」を忘れないようにという▼「あなたたちのがんばりを、 自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。 恵まれた環境と能力を、恵まれない人々を貶 めるためにではなく、そういう人々を助けるために使ってください」と呼びかけた。女性学の第 一人者で女性差別にもまれながらも、東大教授にまで立身した上野さんの切実な思いだった ▼世の中には経済的な問題、親の介護、女性だから、などの偏見から、報われなかったケー スは少なくない。3年前に某女性研究者が自殺した。東北大学で学び博士号を持つ。「日本学 術振興会賞」受賞し、奨励金付の特別研究員に選ばれた。「日本学士院学術奨励賞」など権 威ある賞も得た。だが、奨励金は3年間だけだった。これでは将来を展望できない▼大学での 研究職を希望したが、20以上の大学で不採用になったという。男性を優先する大学の事情が あったのであろうか。安定した収入が無い研究者はつらい。その努力に報いる環境が欲しかっ た▼上野さんは、自己本位のがんばりだけでなく、他者にも目を向けたがんばりを求めてい る。(とけいそう)
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