長岡新聞・悠久録No.1171:「出羽・上山藩の米百俵」

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長岡新聞・「命を守る行動を」
九州の豪雨は記録的だった。気象庁は約200万人に避難指示・勧告を出し、「命を守る行動
を」と呼びかけた。しかし200万人も避難するのは至難な事だろう。避難所は足りたのだろう
か。遠い土地の出来事ではあるが、気にかかる▼例年、水害で被害が出ている。豊かな水は
恵みであるが、時に豪雨となって襲い掛かる。自然の猛威に人はすくみがちである。思い起こ
せば7・13水害も酷かった(2004年)。中之島ではお寺も流されたし墓地も流された。いまで
は立派に復興したとはいえ、悲惨さは記憶に残る▼梅雨は日本人の日常に沁み込んでいる
が、時としてその猛威に恐れおののく。それでも季節は巡り、海に山に行楽シーズンがやってく
る。寺泊では4海水浴場が合同で安全祈願祭を行った。7月9日には野積海水浴場を皮切り
に寺泊中央、金山、郷本と順次、海開きをおこなう。いよいよ海の季節。アウトドアのシーズン
到来である▼山の賑わいも負けてはいない。7月25日には「高頭祭」が弥彦大平園地の高頭
碑前で行われ、岳人たちが山の安全を祈る。高頭は長岡の人。天皇陛下も会員に名を連ねる
「公益社団法人日本山岳会」を創設した。会員たちは「山の仁兵衛」と呼び今も敬愛する。同
会は1956年、ヒマラヤの高峰マナスル(8156b)登頂に世界で初めて成功。敗戦間もない
日本に歓喜をもたらした▼自然の猛威は時として恐怖を伴うが、梅雨が明ければ猛暑である。
安全な夏でありたいものだ。「石も木も眼(まなこ)に光る暑さかな」(去来)。(とけいそう)

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