長岡新聞・悠久録No.1171:「出羽・上山藩の米百俵」

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長岡新聞・「野党統一候補の新人が当選」
参議院選挙・新潟選挙区では野党統一候補の新人打越さく良さん(51)が初当選した。打越さ
んは北海道生まれの弁護士。片や自民党現職で3選をめざす塚田一郎さんは新潟県生まれ。
塚田さんは県人であることを強調した▼突然舞い降りた他県出身の候補者だから、そこを突
きたかったのだろうが打越さんは柔らかく受け流した。自分は新潟県産のコシヒカリを食べて
育った。頭のてっぺんからつま先まで、新潟県が詰まっていると。絶妙な応酬が好評だった▼
開票結果は、打越さんが52万票余りを獲得して当選。塚田さんは50万票に届かず、3選は成
らなかった。県内各選挙区を個別にみても、多くの選挙区で打越さんが勝っている。塚田さん
は自民党本部の応援を得て、善戦したが、忖度問題は響いた。問題が表面化したとき、頭を
丸めて謝罪に歩いたと聞いたが、選挙戦の最中は立派な頭髪だった▼坊主頭と聞いていた有
権者には、謝罪に歩いたのはいつのことなのか。どこへ出向いたのか。まさか丸の内だけか。
まさかもう終わったのか。と、豊かな頭髪は肩すかしだったかもしれない。結果からみれば、忖
度問題はこの上なく大きな失点だった▼打越さんは、「一人ひとりの声に謙虚に耳を傾けて誠
実に対応していく」と話す。一つの結果は次へのチャレンジである。「声を上げにくい方々の声
にしっかりと寄り添う、そのような政治家になりたい」と。その抱負に期待したい▼だが国政全
体では与党が過半数を占めた。国際間の対立は激しく、改憲への歩みも強まるようだ。(とけ
いそう)

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