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5期17年にわたる市政
市議会9月定例会初日の6日、県知事選への立候補を表明している森民夫市長の辞職が
議会で同意になった。5期17年にわたる長岡市長としての日々を終えた森氏は「ここまでやれ たのは皆さんのおかげと感謝している。17年間、行政の現場を見てやってきたことが栄養とな っており、(知事選では)この経験を生かした広域連携での協働による県政の立て直しを訴え たい」と語った。
森氏は8月10日、10月16日投開票の県知事選へ出馬を表明し、同29日に関正史市議会議
長に辞職願を提出していた。5期目途中での辞職であり、理由はそれぞれ異なるが小林孝 平、日浦晴三郎に続いて、3代連続の任期途中での市長辞職となる。
市議会で市長として最後の演説
市議会冒頭で同日付での森市長の辞職が同意されると、通例に従い最後の演説が行われ
た。森市長は「この場に立ち、感謝という言葉以外が思いつかない。中越地震、水害と苦しい 場面では、市民からの熱い思いがエネルギーとなった。3度にわたる合併では、各地域の住民 から大きな期待を寄せられた顔を忘れることができない。市民の激励、叱咤、提案、苦情そう いったもの全てが栄養となった」とし「市議会での真剣な議論で政策にみがきがかかり、すばら しいものになった。市議会の皆さまの、これまでのご指導ご鞭撻にも感謝したい」と、市政を振 り返った。
立候補を表明している知事選について、「任期を残しての辞職は申し訳なく、心からおわびし
たい」と謝罪。「県内30市町村のさらなる発展のために決断した。県政を刷新し、現場を預かる 市町村長と連携し、よりよい新潟をつくるためにがんばりたい」と知事選への意気込みを述べ た。最後に、「市長としての17年間は、全てが私を育ててくれる原動力となった。長岡市を心か ら愛し、発展を願う気持ちは永遠に変わらない」と締めくくった。
市議会での演説を終えると、アオーレ長岡のナカドマで森市長は約400人の市民、職員らに
見送られた。職員から花束を受け取ると、「本当にありがとう。市民のために皆さんが仕事を 全うしてくれると確信している。皆さんと過ごした17年は一生の宝物」と語り掛け、アオーレ長岡 を後にした。
磯田副市長も辞職
また、市長選への立候補のため磯田達伸氏も副市長の辞職を願い出しており、同日に市議
会の同意を得た。森市長に続いて市職員らの見送りを受け、「市職員としての40年の生活に 一区切りをつけるが、ここに帰って来たいと思っている。皆さんとまた一緒に仕事をできるよう 全力を尽くす。長い間ありがとう」とあいさつした。
森市長と磯田副市長の辞職に伴い、市長職務代理者にはナンバー3だった高見真二副市
長が就いた。市議会での一般質問などの対応をしている。
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