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10月16日の投開票の結果長岡市長に初当選した磯田達伸氏(65)が10月17日、アオーレ長
岡本庁舎に初登庁して市職員の出迎えを受けた。同日、長岡市選挙管理委員会近藤龍弘委 員長により当選証書の付与を受け、新長岡市長として正式に就任した。任期は2016年10月 16日から、4年後の2020年10月15日までとなる。
積極的に市民との交流を
同日の就任記者会見で磯田市長は、「就任を迎えて、これまで(副市長)とは違う思いでい
る。選挙戦では様々な人と出会い、今までは気づかなかった事を知る事もあって勉強になっ た。今後長岡市長として、なるべく外にたくさん出て市民の皆さんのところに積極的に出向きた い」と述べた。
今回の選挙で実感した事を、「原発問題が絡む知事選と並行し、非常に複雑で難しい選挙だ
った」という。6万3969票の獲得に対しては、「選挙は政策論争の場ではありますが、実際に 何をすべきかについては今起きている本当の問題や市民の訴えを認識して考えていく。今こそ 市民一丸となって、次の長岡へのスタートをきりたい。批判もあると思うが、それも含めて市民 の皆さんの考えを知っていきたい」とし、市民との密接な関係づくりを目指すとした。
長岡の経済をしっかりと作る
市政については、「合併地域にはそれぞれ違う課題があって、個別のテーマで取り組んでいく。
市民の願望をいかにして反映するかが課題」と言葉に力をこめ、合併地域との繋がりを強化し たいとした。また、「子育て生活環境の支援設備、生活環境、長岡の経済をしっかりと作ってい く」事なども話した。
新潟県知事選挙の結果に、「市として、私自身としても、これからの新潟がどうなっていくのか
大きな関心がある。新しい知事の意向を聞いて見極めた中で、長岡をアピールする政策等を 考えていく。国・県とは、しっかりとコミュニケーションをとってパートナーシップ強めたい」とし、う まく連携を図りたいとしている。
中越地域全体の力を上げる事
市政を引き継ぐにあたり、「これまで立派な仕事を果たしてきた森市政のまちづくりを引き継い
で、発展させたい」と前長岡市長の森民夫氏に労いと敬意を話す。その中で「森市政とは「別な 観点でやっていきたい」とし、「長岡だけではなく周辺市町村との公益的な連携の中で、中越地 域全体の力を上げる事が生き残る根源になる。地場産業の活性化や観光などを含め、若者 の力を引き出す事を大きな課題とする『長岡リジュベネレーション』をベースに新しい取り組み も入れていきたい」と力を入れたい取り組みについて話した。
市役所の体制については、「職場内の組織を議論して市役所全体の作法や行動パターンを変
えていく。職員にはなるべく外に出て市民との対話を積極的に実行してもらい、市民の声を持 ち上げて来るような組織体制にしていく」と職場環境の改革を目指す。
「構想力、決断力」に優れているとされる磯田新市長に、期待が集まっている。
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